ToMMy's KiTchEN

龍眼シュール・リー2012.…1,995円

シェフと徒然ワイントーク

【ワインと合わせたポイント】酸味がしっかりしたワインで、後味に僅かに苦みがあります。この酸味と苦みを生かして、夏野菜の苦みや旨みがワインと一緒になったときに甘味として感じられるような料理はできないかなと思いました。シュール・リーのワインのトーストしたような香りは焼きナスの香ばしさとよく合います。苦みのあるみょうがもポイントですね。野菜はこれにこだわらずに、信州の旬の野菜をいろいろ使ってみて下さい。今回はカッペリーニ（細いスパゲッティー）を使いましたがそうめんにも合いますよ。
【ワインの思い出】
シャブリと牡蠣という定番の組み合わせでしたが、食事とワインのマリアージュを経験したときに、ワインは料理をおいしくするんだ、おもしろいなあと思いました。
【信州ワイン】
信州に来てから飲むようになりました。地元の山辺ワイナリーさんをはじめ、県内のワインもいろいろ試しています。
■富谷シェフ紹介
東京都出身。16歳より料理の道に。都内のイタリアン数店で修業。勉強のためにサービスやバーテンダーなども経験。2007年に安曇野アートヒルズの料理長に。2013年6月にトミーズキッチンＯＰＥＮ。（編集部：しゅり）