タイ&シャツショップ ノットアノット

　私は、階段から落ちるほど酔っぱらって帰っても服だけはハンガーにちゃんとかけて寝てるらしいです。コンタクトを外し忘れても、服は畳んである。昔からきちんとした性格な訳でもないんですよ。でもなんかこだわりがあるのか、記憶がなくてもそれはやっているのでよほど気になっているところだと思います。【自転車で転んだ時もまずは「服大丈夫かなぁ」と確認していました。自分はものすごい打ち身だったんですけどね(笑)特別大事に思ってるんですね。（奥様談）】
　高校生の頃から本当に服が好きでした。初めはネクタイとシャツだけの専門店をやろうと思っていたんです。男性の仕事服で一番ココ(Ｖゾーン)が目につくところ。Ｖゾーンは額縁に例えられるんですが、絵を描く感覚で人の思いつかない組み合わせを考えるものいいかなぁと。そんな時にたまたま、オーダースーツの国内工場に出会い、ネクタイメーカーの人にオーダーシャツの工場を紹介していただき、人とのつながりでトントン拍子に進みました。その人のためにぴったりあったサイズと、生地も何百種類もある中から選べ、要望にも応えられるし自分からも提案しやすい。そこがオーダーの魅力ですね。