ぱん家となりて

ドイツパンのお店で働いていた期間が長かったのでドイツパンも作りますが、ドイツパン屋でも、フランスパン屋でもなく、ただのパン屋なので、オールラウンドにいろんなパンが得意でありたいと思っています。自分達がパンの種類の多いパン屋さんが好きなので一日50～60種類は作っています（でも、浅草のペリカンはロールパンと食パン位しかないですが好きです）仕事をやっていて楽しいのはお客様がおいしいって言ったとき、お客様の喜ぶ顔を見たとき。それしかないです。ほんと後は辛いだけ（笑）売れ残りが多いどよんとした日に最後に来たお客様が「やっぱここのパンが一番だよねー」なんて言ってくれたらその日はいい日になります。部活帰りの男子高校生が「おいしいもの食べたいっす、うーっす」みたいな感じで自転車で買いに来てくれるのも嬉しいです。スーパーとかコンビニにもっと安いパンもありますから。
もともとパンは日常食べるものなので、高くしても仕方ないんです。使う粉はパンに合わせて変えるとか（10種類以上は使います）パンのおいしさに大切なことは絶対省きませんが、気軽に食べられるパン、お手頃な価格で食べられるパンを作り続けたいですね。